中学や高校のさまざまなシーンでスローガンを作成することが一般的です。
学年ごとのスローガン、各クラスのスローガン、生徒会のスローガン、スポーツ大会、合唱コンテスト、修学旅行、卒業生を送る会など、行事ごとに様々です。
多くの機会があるため、どのようなスローガンを選ぶべきか迷うことも多いでしょう。
今回は中学生向けに、様々な魅力的な学年スローガンを紹介します。
四字熟語、英語フレーズ、ことわざから選んだインパクトのある楽しいスローガンを集めました。これらを是非参考にしてみてください。
学年スローガンだけでなく、クラススローガン、生徒会スローガン、特定のイベント向けスローガンとしても活用できます。
中学校で学年スローガンを選定する際の重要ポイント
スローガンは、全員の心を一致させ、意気を鼓舞するための重要な役割を担います。
良いスローガンには、以下の3つの要素が必要です。
- 誰もがすぐに覚えられること
- 発声しやすく、響きが心地良いこと
- 格好良さを感じさせること
ただし、どれだけ見栄えが良くても、覚えにくいスローガンを選ぶと、「えっと、私たちのクラスのスローガンは何だっけ?」と混乱を招く恐れがありますので、その点は慎重に。
しかし、最も大事なのは「このスローガンはいい!これなら頑張れる!」と感じることです。難しいことを考えすぎず、感覚的に「これはいいかも」と思うスローガンを選び集めるのが良いでしょう。
集めたスローガンの中から、最も自分たちに合っていると感じるものを選び取ることが大切です。
四字熟語を用いたスローガン
漢字四文字で構成される四字熟語は記憶に残りやすく、見た目にも格好良いものが多いです。
様々なシチュエーションで活用可能であり、「自分の人生の指針やモットー」としても採用されます。
切磋琢磨(せっさたくま):継続的に努力を重ね、仲間と共に高みを目指すこと。
一致団結(いっちだんけつ):全員が心を合わせて共通の目標に協力すること。
有言実行(ゆうげんじっこう):言葉に出した目標を実際に達成すること。
猪突猛進(ちょとつもうしん):一直線に目標に向かって進むこと。
前人未到(ぜんじんみとう):誰も達成していないことを成し遂げること。
不撓不屈(ふとうふくつ):どんな困難にも屈せず、挑戦し続けること。
一日一善(いちにちいちぜん):毎日少なくとも一つ良いことを行うこと。
一生懸命(いっしょうけんめい):あらゆる事に全力を尽くすこと。
百花繚乱(ひゃっかりょうらん):多様性の中で各々が才能を発揮すること。
積土成山(せきどせいざん):小さな努力が積み重なって大きな成果を生むこと。
これらの四字熟語は、クラススローガンや学年スローガンに限らず、様々な行事での応用も可能です。
適切な四字熟語を見つけて、目標達成に向けて活用してみてください。
二字熟語を使ったスローガン
漢字二文字で構成される二字熟語は、スローガンに使うと大変人気があります。
二字熟語は四字熟語に比べて覚えやすく、心に深く響くものです。
挑戦(ちょうせん):何事も恐れず、一歩踏み出してみること。
飛躍(ひやく):大きな飛び上がりを遂げること。共に成長を目指す。
団結(だんけつ):一致協力して難題を乗り越えること。
希望(きぼう):未来への希望を持ち続け、自ら希望の光となること。
誠意(せいい):全てにおいて誠実さを持って取り組むこと。
大志(たいし):大きな目標を持ち、それに向かって努力すること。
創造(そうぞう):既存の枠に囚われず、新しいアイデアを生み出すこと。
無限(むげん):可能性に限界はない。果敢にチャレンジし続けること。
笑顔(えがお):どんな時も笑顔を絶やさず、前向きに過ごすこと。
飛翔(ひしょう):高く大空へ羽ばたくこと。皆で力を合わせて飛び立とう。
諺・名言・格言に基づくスローガン
諺や格言、名言は豊富に存在します。
以下、いくつかの名言をご紹介します。
「行動しなければ、それは失敗に等しい。」(リチャード・ブランソン/ヴァージン・グループ創始者)
「常に進歩し続けること。停止することは後退を意味する。」(野村徳七/野村証券の創業者)
「人は習慣を形成し、その習慣が人を形作る。」(ジョン・ドライデン/詩人)
「人生は公平ではないが、誰にでもチャンスが訪れる。」(長谷川閑史/武田薬品工業社長)
「明日やろうは馬鹿野郎」(ドラマ「プロポーズ大作戦」のセリフ)
「自分が受けたいと思うことを他人にも行うべき。」
「始めたばかりの時の熱心な気持ちを忘れないように。」
「小さいグループのリーダーであることが、大きなグループの末端であることよりも価値がある。」
「何度転んでも立ち上がり続ける。」
「失敗は成功への道を築く。失敗から学んで次に生かせば、成功へと繋がる。」
個人的に気に入っているのは「明日やろうは馬鹿野郎」です。
「すぐにできることを後回しにせず、今すぐに取り組むことが、成功への第一歩となる」という意味です。
私自身、この言葉に励まされたことがあります(笑)。
英語のスローガンについて
英語のスローガンは魅力的ですが、複雑になると理解しにくくなることもあるため、注意が必要です。
一般的に知られている単純な言葉を選ぶのが望ましいです。
Never give up!(ネバー ギブ アップ):絶対に諦めないこと。
One for all, all for one(ワン フォー オール、オール フォー ワン):一人が全員のために、全員が一人のために。
We are the one(ウィー アー ザ ワン):私たちはひとつである。
Only one(オンリー ワン):他に類を見ない唯一性。
Believe in yourself(ビリーブ イン ユアセルフ):自己信頼。
We can & We will(ウィー キャン & ウィー ウィル):私たちは可能だし、遂行する。
Dream(ドリーム):夢を抱くこと。
The sky is the limit(ザ スカイ イズ ザ リミット):限界は空のみ、無限の可能性を信じる。
Go for it(ゴー フォー イット):挑戦を恐れず、進むべき。
Keep smiling(キープ スマイリング):常に笑顔を忘れずに。
まとめ:中学生向け学年スローガンの例
中学生や高校生向けの学年スローガンにはさまざまな選択肢があり、どれを選ぶか迷うかもしれません。
自分が「この言葉が意味深く、好きだ!」と感じるものを選ぶのが最良ですが、決めかねる場合は、直感に従って「気に入った」言葉を選んでも問題ありません。
正直、スローガンとして選ばれる言葉には、どれも素晴らしい意味が込められています。
意味の解釈は、時間をかけて行えばいいのです。
まずは自分の直感を信じて、気に入った言葉を選んでみてください。
その言葉が、あなたの人生にとって大切な座右の銘となるかもしれませんね。