教室を使ったユニークな文化祭・学校祭の企画例（食品は不使用の場合）

「学校祭で教室を使ってどんなユニークなプロジェクトを実施できるのだろう？」

「準備も簡単で十分に楽しめる全員参加型のプチゲームを知りたい！」

「食品を使わないで文化祭を盛り上げる方法を教えてほしい！」

これらの声に応えるため、私たちは中学校から大学までの学校祭でユニークで実現可能な企画を紹介します。各クラスが教室を使ってさまざまなアクティビティを計画しても、なかなか創造性豊かなアイデアを思いつくのは容易ではありません。

特に新型コロナウイルスの流行により、食べ物の提供が制限されている今、新しい課題が増えています。

多くの方が「手軽にできて、みんなが楽しめるプチゲームがいい！」と考えているでしょう。

そこで、私たちは食品を使わずに楽しめる文化祭のアクティビティを幾つか提案します。

面白いプチゲームやユニークなプロジェクトなど、さまざまな企画を紹介するので、アイデアに悩んでいる方は是非参考にしてください。

学校祭で楽しめる人気ゲームの紹介

まずは、お祭り気分を盛り上げるための人気のプチゲームをいくつかご紹介します。これらのゲームは準備が手軽であり、複数を組み合わせて楽しむこともおすすめです。

ヨーヨー釣りとボールすくい

縁日でおなじみのヨーヨー釣りやボールすくいは、取り入れやすいクラシックなゲームです。

大きな洗面器やビニールプールに水を張り、ヨーヨーや小さなボールを浮かべます。これらの道具は100円ショップで揃えることが可能で、低予算でも十分楽しめます。

射的ゲーム

お祭りの定番としても知られる射的は、大いに盛り上がる選択肢の一つです。

より本格的な体験をお求めなら、自作の射的台を設置するのも良いでしょう。もっと簡単に準備したい場合は、紙製のターゲットを机の上に設置しても楽しめます。

射的用の銃は、100円ショップで購入できるおもちゃの銃や、手作りの割り箸と輪ゴムを使った銃で十分です。

ダーツ

射的よりも手軽に楽しめるダーツも、学校祭での人気アクティビティです。

オンラインショップでリーズナブルな価格でダーツセットが手に入るため、本格的にチャレンジしたい方には特におすすめです。

ビンゴゲーム

誰でも即座に参加でき、場を盛り上げるビンゴゲームも大人気です。

ビンゴセットは100円ショップで簡単に手に入れることができ、景品の選び方もシンプルです。

学校祭の日には何回かビンゴゲームを行い、多くの参加者が楽しい時間を過ごせるでしょう。

もぐらたたきゲーム

特におすすめしたいのが、もぐらたたきゲームです。

自作のセットを使用し、参加者自身がもぐら役を演じることで、ユニークで楽しい体験が提供されます。

「巨大もぐらたたき」の制作も、非常に面白いプロジェクトとなります。

ボーリングと輪投げ

ボーリングや輪投げも魅力的なアクティビティとして挙げられます。

ペットボトルでボーリングのピンを作り、段ボールでレーンを設置すれば準備完了です。ボールを投げてストライクを狙うのは、大変爽快な体験となりますし、周りの人も大いに盛り上がります。

ユニークなアトラクションとパフォーマンスのアイディアを紹介

文化祭でゲストや来場者に楽しんでいただくためのアトラクションやパフォーマンスのアイディアをいくつかご紹介します。

ホラーハウス

ホラーハウスは、学校祭では外せない魅力的なアトラクションの一つです。

教室を利用して怖がらせる色んな工夫することで、来場者に恐怖の体験を提供し、非日常感を満喫してもらいましょう。

映画の鑑賞会

教室を映画館風に暗くし、プロジェクターとスクリーンを設置して映画を上映するのは素晴らしいアイディアです。

学校に既にあるプロジェクターを使用すれば準備も簡単で、人気の映画を上映することで観客を動員でき、引きつけることができます。

映研などのクラブがある学校であれば、学校の先生に出演してもらい独自に制作した映画を上映することも、盛り上がる特別な体験になります。

舞台演劇

私にとって高校の学園祭で披露したオリジナルの演劇は少し恥ずかしいですが、非常に印象的な思い出です。

クラスメイトにはストーリー作りが得意な生徒が1人や2人はいるはずです。そんな生徒たちと協力して、舞台上でドラマを創り上げるのは素晴らしい体験です。

コメディショー

各クラスには自然と笑いを取れる「おもしろい人」がいます。

そういった生徒に漫才やコントを任せてみてはどうでしょうか。

これが成功すれば、学校中の注目を集めること間違いなしです。

ダンスパフォーマンス

ダンスを得意とする生徒や、ダンス経験はないがリズム感がある生徒によるパフォーマンスは見どころの一つです。

技術よりもエネルギーで魅了するヲタ芸スタイルがお勧めです。

華麗なライトアップで、さらに舞台が魅力的になり、会場は盛り上がること間違いないです。

マジックショー

マジックは見た目ほど難しくなく、コツを掴めば案外容易にできるものもあります。

もちろん練習を必要とするものもありますが、簡単ながらも驚きを提供するトリックが多数あります。

文化祭での出し物に迷ったら、マジックショーを検討してみてはどうでしょうか。

簡単なマジックのセットは100円均一でもたくさんありますよ。探してみて下さい。

いくつかのマジックをマスターすれば、興味深い話題になり、異性にも好印象を与えるかもしれません。

占いブース

教室をいくつかに区切って、様々なタイプの占いを体験できるようにしてみてはいかがでしょうか。

占いと言っても、手相、姓名判断、星座占い、タロット、トランプ占い、水晶占いなど、たくさんの占いがあります。

占いの情報は図書館や古本屋やネットなどで簡単に入手可能です。

水晶占いは特に雰囲気を重視し、楽しんでいただけると良いでしょう。訪れる人々は占い結果を深刻に受け取るわけではなく、楽しい時間を過ごせるように工夫することが大事です。

文化祭・学校祭の企画会議の効率的な進め方

文化祭や学校祭の企画会議では、生徒たちが積極的に参加し、活発な意見交換を行うことが成功への近道です。

以下のポイントを踏まえ、会議を活気づけ効率的なアイデア出しを促進することをお勧めします。

１．分けへだてしない企画会議の確立

全員が自由に発言できる環境を整える：
全参加者が意見を自由に述べられる環境が重要です。
会議の始めに、全参加者が意見を共有することの重要性を認識してもらいましょう。
小グループでのディスカッション：
大きなグループではなかなか発言してくれない生徒もいるので、まずは２～３人のグループで意見をピックアップして、その後全員にシェアする方がスムーズにディスカッションできます。

２．アイデアを生み出すための工夫

ブレインストーミングを活用する：
ブレインストーミングは、多彩なアイデアを生み出すためにとても有効です。批判を避けてあらゆる意見を受け入れることで、奇想天外な創造的な提案がどんどん出てきます。
テーマと制約の設定：
ただし、話し合いの時に話が広がりすぎると収拾がつかなくなるので、そのようなことにならないよう、事前にテーマや制約を設けることで焦点を絞ったアイディアが生まれやすくなります。

３．情報のシェアと会議の進行の工夫

事前の情報共有の大切さ：
会議前に必要な情報や資料を参加者にシェアし、生徒たちは会議前に考えを整理できます。
明確な議題と目標の設定：
会議の議題と目標をはっきりさせ、それに従って進行することで、目標に則した明確な意見が出やすくなります。

４．効果的なファシリテーション

効果的な進行管理：
討論が本題から逸れないように適切に会議を管理し、全員が等しく参加できる環境を保つことが重要です。
通常、発言が少ない生徒にも意見を求めることで、さまざまな意見を引き出す努力が必要です。
建設的なフィードバックの奨励：
提案されたアイデアに対して建設的なアドバイスを与えることで、アイデアを大いに発展させることが可能です。

５．ポジティブな環境の維持

励ましの言葉をかける：
生徒たちが自信を持って意見交換ができるように、意欲的な発言を特に評価するなど、ポジティブに反応をしてみましょう。
リラックスできる環境を作る：
会議が緊張せずに済むようにアイスブレイク活動を取り入れたり、冗談を言ったりして、ホッとリラックスできる空気を作ることも大切です。

これらのポイントに注意を払うことで、文化祭や学校祭の準備会議をより有益かつ面白いものにすることができます。

全生徒が積極的に参加し、創造的なアイディアが生まれる環境を整えることが成功への近道となります。

また、このような体験を学生時代に積むことは、将来社会人として会議や打ち合わせなどにおいても、自信を持って自分の能力を十分に発揮するのに役立ちます。